沖縄方言~ママの知っている方言~

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姫に以前聞かれた事です。
どこかにお出かけする車中で聞かれた事。

姫:アンマーって、なぁに?
マ:沖縄の方言でお母さんって意味だよ。
姫:ちがうよ、あっちって意味だよ。
マ:それは『アマー』だね。
姫:どーゆー時につかうの?

マ:えー、やーぬひーじゃー あまーいるけど ひーじか?

姫:どーゆー意味?
マ:ちょっと。あなたのヤギ、あそこにいるけど大丈夫ねー?
姫:ママ、たぶんだけど、使わないと思うよ。
  そもそもヤギって(笑)いつ使うの?( ´艸`)

ママの方言の知識の薄さ(笑)
車中で大爆笑でした。
姫は方言のイントネーションがツボらしいです。
また、ヤギは動物園にいる動物だから、そのへんは歩いてないそうです。
今度大石公園に連れて行こう。ヤギを見せよう。

沖縄の方言はむずかしい

沖縄の方言はとてもむずかしいです。
場所によって全然違うのはもちろんですが、沖縄本島内でも糸満と首里ではもちろん、本部や今帰仁では外国レベルです。
宮古島や多良間には「イ゜」や「リ゜」など、共通語では発音不能な音があるほどです。

私は沖縄産まれの沖縄育ちですが、私のおじーおばーは私に話しをする時は、共通語を使ってくれていました。
なので、方言はまったくわかりませんし、聞き取れません。

おばーは、旧暦行事の時に、グイス(仏壇に手を合わせる時に最初に言う言葉)を述べていましがた、私にはまったく理解できませんでした。

沖縄は先祖崇拝ですが、おばー曰く、「トートーメー(仏壇)にいる先祖たちは共通語がわからないから、方言じゃないと通じないんだよ。」とよく言っていました。そして、何を言ったのかを聞くと、「見守っててねーってお願いしたから、だいじょうぶよ。」と答えてくれました。
私は子供ながらに、「私がウートートーした事は伝わってないのかな」と思っていました。

ちなみに、沖縄では亡くなったら、トートーメーにしばらくいます。
33年忌になると、神様になるそうです。

おばーが他界した今、きっとおばーが同時通訳をしているのでしょう(笑)
おばー、ごめん、私はいまだに方言がわからないから、おばーが同時通訳してちょーだいねー。
今は姫に、「仏壇のオバーはバイリンガルだから大丈夫、伝わってるよ」と教えています(*´▽`*)